発行:2006.10.6
表紙D:居山浩二
※『JAGDA Report』は正・賛助会員、フレンドメンバー、関連団体、学校等にお送りしています。
東京オリンピックや大阪万博、そして日宣美解散などを背景に、1969年、グラフィックや写真、インテリアなど様々な分野で活躍する若手によって結成された「サイレンサー」。時代とデザインの関わりにクリエイターの視点から迫るシリーズ第3弾は、「サイレンサー」創立時からのメンバーである日暮真三氏にお話を伺った。
グラフィックデザイナーの扱う素材の中でも、「紙」は最も身近なもの。予算の問題はありつつも、メッセージをより伝わりやすくするためにデザイナーとしてこだわりたい。「タント」をはじめ多くのファンシーペーパーを手がける特種製紙と、封筒メーカーとしての実績をふまえ、オリジナル手紙用品ショップも経営するハグルマ封筒に、素材を作る側のこだわりと思いを伺った。
JAGDAでは2005年度、「Water for Life」をテーマに展覧会を編成した。昨年6月に沖縄でスタートした後、全国の地区地域により巡回中。各地で展覧会に合わせて教育イベントやセミナー等も併催されており、充実した活動となっている。これまでに開催された8会場のレポートをお届けする。