発行:2004.1.26
表紙D:永井裕明
Ph:瀧本幹也
※『JAGDA Report』は正・賛助会員、フレンドメンバー、関連団体、学校等にお送りしています。
去る10月8~13日に開催された世界グラフィックデザイン会議・名古屋は、49カ国・地域から約3,800名(うち海外600名、学生2,200名)を名古屋国際会議場に迎え、盛況のうちに幕を閉じました。現代におけるグラフィックデザインを再考する試みとして企画された今回の会議。参加した一人ひとりが、改めてデザインとは何かを考え、それぞれに新たな一歩を踏み出すきっかけとなったことは間違いありません。「JAGDA Report」では、スピーカーとして出演するほか、Icograda教育会議・総会など、全体を通して様々な場面に立ち会われた勝井三雄理事に、会議を振り返って頂きました。また、スピーカーの中から、石岡瑛子、前田ジョン、ステファン・サグマイスター、ゲルト・バウマン各氏へ単独インタヴューを実施。日本のグラフィックデザイナーに向けた、デザインの本質をめぐるメッセージをお届けします。
グラフィックデザイナーの制作現場を応援する、力強いサポーターをご紹介するシリーズ第3弾。デザイナーを取り巻くフォントとソフトの環境は今後、どこへ向かうのか? デザイナーになくてはならないフォント、そしてソフトを開発・展開するモリサワとアドビシステムズ、それぞれにお話を伺った。
今年は東京を皮切りに神戸、大阪、長岡、京都、名古屋へと展覧会も広く巡回し、ますます注目をあびるJAGDA新人賞。昨年6月、東京での2003年度受賞者3名・柿木原政広、林規章、水野学によるトークショウをダイジェストでご紹介。
今号より、地域の生の声を発信するページへと大幅リニューアル。第1弾は、北海道と九州の2地域による責任編集・デザイン。全国組織JAGDAならではの誌面づくりに乞うご期待!