2017.02.02
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東北経済産業局とJAGDAは、2016年度、第3回目となるデザインの創造・活用支援事業として「おいしい東北パッケージデザイン展2016」を実施しました。東北地域における加工食品の販売促進やブランド化を支援するとともに、これまでデザイナーと接点のなかった中小企業の経営者にデザインの価値を認知いただくことを目的としています。優秀賞に選ばれた作品は、知的財産の専門家の助言を受けながら、企業とデザイナーが権利の帰属やデザイン料等の使用条件について契約書を取り交わした上で商品化をします。新しいパッケージの商品がより販売に貢献することで、企業の震災復興の支援につながることを期待しています。仙台と東京で開催した入選作品展は、地元企業や一般消費者の方に高い関心を持ってご覧いただき、盛況のうちに終了いたしました。
●実用化・商品化の進捗(2018.6.1更新)
優秀賞10商品のうち、以下の商品(写真:東北経済産業局ウェブサイト)が新パッケージでの販売を開始しました。
・「サクランボパスタ」2017年4月販売開始(山形・玉谷製麺所)
・「プレミアム生もろこし(金粉入り)」(「吟醸生もろこし」に改称)2017年4月販売開始(秋田・唐土庵いさみや)
・「酪農家の手作りヨーグルト」2018年4月販売開始(宮城・ゼルコバドリーム)
●「おいしい東北パッケージデザイン展2016」カタログ(2017.5.23更新)
・体裁:210mm×210mm/本文80ページ(カラー)
・内容:受賞・入選作品図版(全214点)、参加企業・対象商品紹介、受賞作品制作意図、審査評、2014-15年度実用化報告など
・発行:東北経済産業局
・編集:JAGDA、FMS綜合研究所
・デザイン:福島 治・阿部 至(表紙ヴィジュアル:木村正幸)
・価格:非売品(入選者・関係者等に配布)
※こちらより全ページをダウンロード可能です。
●東京ミッドタウン・デザインハブ第64回企画展「おいしい東北パッケージデザイン展2016 in Tokyo」
東北経済産業局とJAGDAは、デザインの力による東北地域の魅力発信をめざし、個性溢れる10社10商品の新しいパッケージデザイン案を全国のデザイナーから募集しました。昨年仙台で発表された入選作品と受賞作品を、東京で紹介します。
会 期:2017年3月3日(金)〜31日(金)11:00-19:00 会期中無休・入場無料
会 場:東京ミッドタウン・デザインハブ
主 催:東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営:東北経済産業局、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)
後 援:公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)
詳 細:デザインハブ公式サイト
◎展示作品
計214点(優秀賞10点[グランプリ1点含む]、奨励賞17点、学生優秀賞5点、審査委員賞5点、入選177点)
→受賞作品の詳細はこちら
◎オープニングトーク
前半は、「地域の自立には美意識のあるデザインが必要」と、地域とクリエイター(隈研吾、原研哉、梅原真諸氏など)を結び、共有価値から地域経済を創出している鈴木輝隆氏を迎え、全国各地の事例をご紹介いただきます。後半は、鈴木氏と東京都八王子市「TAKAO 599 MUSEUM」や北海道清里町「じゃがいも焼酎」などを手がけた大黒大悟氏、昨年の「おいしい東北」でグランプリを受賞し「盛岡冷麺 弾力ちゃん」のパッケージデザインが実用化された古屋友章氏を交え、地域におけるパッケージデザイン開発の課題や可能性を考えます。
日 時:2017年3月3日(金) 17:30–19:00
会 場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(デザインハブ内)
*チラシに記載の「東京ミッドタウン カンファレンス」より変更となりました。
内 容:
1. 講演「ローカルデザインと人のつながり」
鈴木輝隆(江戸川大学社会学部 特任教授)
2. パネルディスカッション
鈴木輝隆
大黒大悟(日本デザインセンター 大黒デザイン研究室)
古屋友章(グラフィックデザイナー)
聞き手:三輪宏子(FMS綜合研究所)
進 行:福島 治(JAGDA展覧会委員長)
参加費:無料(定員100名/要予約)
詳細・お申込み:デザインハブWebサイト
*終了後、展示会場(ミッドタウン・タワー5F)でレセプションを開催します(19:00–20:30/予約不要)
●「おいしい東北パッケージデザイン展2016」 *終了しました
日 時:2016年11月23日(水・祝)〜11月27日(日)10:00-19:00
会 場:東京エレクトロンホール宮城 5階展示室
内 容:「おいしい東北パッケージデザイン展2016」受賞・入選作品
会期中無休・入場無料
東北地域には、豊かな風土と歴史・文化がもたらす魅力的な地域資源と、高い技術や確かな品質を備えた商品を提供する企業・団体等がたくさんあります。しかしながら、その魅力や価値を効果的に伝え切れている例は多いとはいえません。
そこで、デザインの力によって商品の魅力をより強く発信するため、東北地域の個性溢れる10社10商品の新しいパッケージデザイン案を、全国のデザイナーから募集しました。
この取り組みは2014年に始まり、本年で3回目の開催となります。食品のみを対象とした1年目から、昨年より日用品が加わり、今回はさらに酒類も加わっています。
会場では、受賞作品及び入選作品と併せて、参加企業の要望や各作品のデザインコンセプト等も展示します。これにより、デザインの力や役割を感じながら、多種多様なパッケージデザインをぜひご覧ください。
●表彰式・フォーラム・交流会 *終了しました
日 時:2016年11月23日(水・祝)13:00-19:30
会 場:ホテル法華クラブ仙台 1階「ハーモニーホール」
要申込・交流会のみ有料
展覧会の初日となる11月23日に、東北の食産業におけるデザインの課題と必要性を考えるフォーラムを開催します。同時に表彰式・交流会も開催いたしますので、審査委員やフォーラム登壇者との交流・ネットワークづくりにお役立てください。また、交流会では今年度デザイン対象商品や過年度実用化商品を中心に、東北の食材等の魅力もご堪能ください。
※時間や内容は変更になる場合があります。
※事前申込を終了いたしました。参加ご希望の方は、直接会場へお越しください。[2016.11.21更新]
◎第1部:表彰式 13:00-13:40(12:30受付開始)
定 員:200名(要申込/参加無料)
◎第2部:フォーラム 14:00-17:00(13:30受付開始)
定 員:200名(要申込/参加無料)
プログラム
1. 基調講演「ローカルデザインと人のつながり」
講 師:鈴木輝隆[江戸川大学社会学部 特任教授]
資源家。名古屋市生まれ。地域の自立には美意識のあるデザインが必要と、地域とクリエイター(隈研吾、原研哉、梅原真など)を結び、共有価値から地域経済を創出している。その成果は松屋銀座で「みつばち先生鈴木輝隆展」(日本デザインコミッティー)として開催された。著書は、『ろーかるでざいんのおと(田舎意匠帳)』、『みつばち先生-ローカルデザインと人のつながり』など。
2. 今年度の受賞作品講評
スピーカー:加藤芳夫[審査委員長]、左合ひとみ[審査委員]
3. 過年度の実用化事例報告
過年度の「おいしい東北パッケージデザイン展」参加企業より、受賞デザイン導入後の販売実績や販路からの反響、販売促進活動の在り方を報告します。
スピーカー:伊藤美智子[(有)グローバルアイ/2014年度「枝豆ショコラ」]
魚住知也[北緯四十度のまち(株)/2015年度「盛岡冷麺 弾力ちゃん」]
司会:三輪宏子[(株)FMS綜合研究所]
◎第3部:交流会 17:30-19:30(17:00受付開始)
定 員:100名(要申込)
参加費:一般3,000円、学生1,000円
→「おいしい東北パッケージデザイン展2016」作品募集はこちら
→ 展覧会・フォーラムのフライヤーはこちら
→「おいしい東北パッケージデザイン展2016」受賞作品はこちら[2016.11.18掲載]
主 催:東北経済産業局
共 催:公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)
後 援:東北農政局、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、仙台市、
独立行政法人中小企業基盤整備機構 東北本部、一般社団法人東北経済連合会、
公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)、日刊工業新聞社東北・北海道総局、
河北新報社、NHK仙台放送局、仙台放送、東北放送、KHB東日本放送、宮城テレビ放送
●お問合せ
「おいしい東北パッケージデザイン展2016」事務局
〒107-6205 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F
公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)内
Tel 03-5770-7509 Fax 03-3749-7509 E-mail oishii@jagda.or.jp