2009.12.29

年鑑『Graphic Design in Japan 2010』選考会開催 第12回亀倉雄策賞・JAGDA賞2010・JAGDA新人賞2010決定

2009年11-12月、年鑑『Graphic Design in Japan 2010』掲載作品選考会を、東京都立産業貿易センター浜松町館および東京ミッドタウン・デザインハブにて開催いたしました。
不況が叫ばれる中、昨年をさらに上回る約2,840作品が全国の会員から出品され、厳正な選考の結果、約650作品を入選といたしました(入選率22.7%)。あわせて、第12回亀倉雄策賞・JAGDA賞2010・JAGDA新人賞2010もそれぞれ決定いたしました。
入選作品を収録した年鑑は、編集長・永井裕明、ブックデザイン・近藤一弥の担当により、2010年6月発行の予定です。また、発刊に合わせ、東京ミッドタウン・デザインハブにて、年鑑作品展「日本のグラフィックデザイン2010」も開催いたします。どうぞご期待ください。

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2009.03.02

JAGDA賞2009総評

高まるJAGDAの社会性を背景に、「JAGDAカテゴリー賞」を、今回より「JAGDA賞」に格上げすることになった。これは年間で、グラフィックデザイン領域における最も優れた仕事を顕彰しようというものである。JAGDA賞という名称になって初となる本年は、いずれの作品にも総じて「美しく、自信に満ちあふれた技芸の確かさ」という点が認められよう。また、新人賞と兼ねて受賞することの是非をめぐって選考委員の間で議論が交わされたが、協議の結果「兼ねての受賞はあり得る」と結論された。

(記/年鑑『Graphic Design in Japan 2009』編集長 松下計)

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