2009.12.29
2009年11-12月、年鑑『Graphic Design in Japan 2010』掲載作品選考会を、東京都立産業貿易センター浜松町館および東京ミッドタウン・デザインハブにて開催いたしました。
不況が叫ばれる中、昨年をさらに上回る約2,840作品が全国の会員から出品され、厳正な選考の結果、約650作品を入選といたしました(入選率22.7%)。あわせて、第12回亀倉雄策賞・JAGDA賞2010・JAGDA新人賞2010もそれぞれ決定いたしました。
入選作品を収録した年鑑は、編集長・永井裕明、ブックデザイン・近藤一弥の担当により、2010年6月発行の予定です。また、発刊に合わせ、東京ミッドタウン・デザインハブにて、年鑑作品展「日本のグラフィックデザイン2010」も開催いたします。どうぞご期待ください。
●概要
・出品総数:2,837作品
・出品者数:455名
・入選総数:645作品
・入選者数:212名
*各賞受賞者・作品情報および授賞式・展覧会情報は、以下をご覧ください。
・第12回亀倉雄策賞
・JAGDA賞2010
・JAGDA新人賞2010
●選考委員
・全JAGDA会員の互選により選出。「一般グラフィック」カテゴリーについては、得票上位40名のうち、原則的に奇数順位者が担当(偶数順位者は2011年版を担当)。20名を2チーム(各10名)に分け、それぞれが3-4つのカテゴリー選考を担当。また、「インタラクティブデザイン・モーショングラフィック」カテゴリーについては、得票上位10名が担当。
・「一般グラフィック」カテゴリーについては、2011版選考委員数名により1次選考を実施し、2,837作品のうち、2,776作品を本選考対象とした。
・亀倉雄策賞ノミネート、JAGDA賞、新人賞および「This One!」選出は、一般グラフィック選考委員が担当。
・一般グラフィック:
青木克憲、井上嗣也、葛西 薫、菊地敦己、佐藤晃一、澤田泰廣、澁谷克彦、永井一史、永井一正、仲條正義、長友啓典、日高英輝、平野敬子、平林奈緒美、松下 計、松永 真、三木 健、水野 学、山田英二、渡邉良重/以上20名
・インタラクティブデザイン・モーショングラフィック:
青木克憲、菊地敦己、古平正義、佐藤 卓、佐藤可士和、佐野研二郎、永井一史、中村至男、水野 学、森本千絵/以上10名
(辞退=大貫卓也、葛西 薫、原 研哉)
カテゴリー | 出品作品数 | 入選作品数 | ボーダー票数 | 入選率(%) | |
1 | ポスター | 963 | 230 | 4票 | 23.9 |
---|---|---|---|---|---|
2 | ジェネラルグラフィック | 571 | 136 | 3票 | 23.8 |
3 | CI・VI・シンボル・ロゴ・タイプフェイス | 594 | 83 | 3票 | 14.0 |
4 | ブック・エディトリアル | 271 | 71 | 4票 | 26.2 |
5 | パッケージ | 175 | 50 | 3票 | 28.6 |
6 | 新聞広告・雑誌広告 | 127 | 27 | 3票 | 21.3 |
7 | インタラクティブデザイン・モーショングラフィック | 44 | 17 | 4票 | 38.6 |
8 | 環境・空間 | 92 | 31 | 3票 | 33.7 |
総数 | 2,837 | 645 | 22.7 |