2020.02.12

JAGDA知財権セミナー2020「パッケージデザインの創作と保全」参加者募集

日 時:2020年3月6日(金)13:30−16:30
会 場:東京ミッドタウン・カンファレンス Room5
    (東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー4F)

講 師:佐藤 卓(グラフィックデザイナー)
    石川竜太(グラフィックデザイナー)
    渡邉知子(弁理士)ほか

参加費:一般・学生 1,000円、JAGDA会員・フレンドメンバー 無料
定 員:100名(要申込)
申込み:Peatixより参加申込受付中

主 催:公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)
協 力:公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)
企画・運営:JAGDA創作保全委員会
問い合わせ:JAGDA事務局[担当:近藤]
      〒107-6205 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F
      Tel. 03-5770-7509 Fax. 03-3479-7509 chizai@jagda.or.jp 

開催趣旨

「パッケージデザイン」、それは魅惑のワンダーランドだ。反面、複雑怪奇な迷宮でもある。デザインする空間は平面から立体にまで及び、パッケージされるもの、それを包む素材もまた多種多様である。紙はもちろん、プラスチック、ガラス。紙も洋紙、和紙、合成紙、段ボール。さらに布や天然素材の竹木やその葉すらもが使われる。それらが組み合わされ、加工まで含めると、無限の可能性がある。その上、もはや、ものを包むことに留まらず、パッケージそのものが情報であり、ブランドイメージを伝達する媒体でもある。
関連する法令も著作権法、商標法、意匠法だけでなく、特許法、実用新案法、不正競争防止法。さらに、知財権からは離れるが、薬機法、景品表示法、容器包装リサイクル法、PL法(製造物責任法)、食品表示法や過大包装基準などがある。
迷宮は、張り巡らされた蜘蛛の巣に絡みとられる危険に満ちている。JAGDA創作保全委員会が年に一度開催する「知財権セミナー」の2020年のテーは「パッケージデザインの創作と保全」。各分野のエキスパートをお招きし、迷宮世界を解き明かします。


講師プロフィール

佐藤 卓 Taku Satoh
東京藝術大学デザイン科卒業、同大学院修了。「ロッテ キシリトールガム」「明治おいしい牛乳」のパッケージデザインをはじめ、ポスターなどのグラフィック、商品や施設のブランディング、企業のCIを中心に活動。NHK Eテレ「デザインあ」総合指導、21_21 DESIGN SIGHT館長も務める。

石川竜太 Ryuta Ishikawa
1976年生まれ。新潟県三条市出身。株式会社フレーム代表。ブランディング、C.I・V.I計画、パッケージデザインなどを多く手がける。主な受賞歴:JAGDA賞、日本パッケージデザイン大賞銅賞、日本タイポグラフィ年鑑グランプリ、pentawards 2017、2018 platinum、NYADC MERIT、German Design Award Winner受賞など。JAGDA会員、JPDA会員。

渡邉知子 Tomoko Watanabe
日本大学芸術学部ビジュアルコミュニケーションデザイン卒業、特許庁意匠審査官を経て、1997年弁理士登録。デザインを中心とした知的財産権に関するコンサルティングに従事し、デザイン価値の保護に取り組む。昨今では大学等における人材育成にも注力。日経デザイン2020年2月号 改正意匠法解説など。