2019.03.13
この度の著作権法改正における「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」について、
現在の文化庁案における広範囲な規制は、「……文化的所産の公正な利用に留意しつつ、
著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与する」という著作権法の目的にも抵触し、
また、未来を創造するクリエイティブな活動を萎縮させる恐れがあります。
そのため公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会は、
本改正案について早急に結論を求めず、慎重に検討すべきであると考えます。
2019年3月13日
公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
会長 佐藤 卓