2014.01.22
2013年12月、年鑑『Graphic Design in Japan 2014』掲載作品選考会を、東京都立産業貿易センター浜松町館にて開催いたしました。
約2,440作品が全国の会員から出品され、厳正な選考の結果、約600作品を入選といたしました(入選率24.9%)。第16回亀倉雄策賞、JAGDA賞2014、JAGDA新人賞2014もそれぞれ決定いたしました。
入選作品を収録した年鑑は、編集長・服部一成、ブックデザイン・菊地敦己の担当により、2014年6月発行の予定です。発刊に合わせ、東京ミッドタウン・デザインハブにて、年鑑作品展「日本のグラフィックデザイン2014」も開催いたします。どうぞご期待ください。
●概要
・出品総数:2,443作品
・出品者数:395名
・入選総数:628作品
・入選者数:205名
*各賞受賞結果・作品情報は、各ページをご覧ください。
・第16回亀倉雄策賞
・JAGDA賞2014
・JAGDA新人賞2014
●選考委員
全JAGDA会員の互選により選考委員を選出。
青木克憲、浅葉克己、井上嗣也、植原亮輔、柿木原政広、葛西 薫、勝井三雄、菊地敦己、左合ひとみ、佐藤晃一、佐藤 卓、佐野研二郎、澁谷克彦、新村則人、永井一史、永井裕明、長嶋りかこ、仲條正義、中西"サビ"一志、服部一成、原 研哉、平林奈緒美、廣村正彰、福島 治、松永 真、三木 健、水野 学、渡邉良重/以上28名
〈辞退:大貫卓也 北川一成 佐藤可士和 U.G.サトー 長友啓典 永井一正 平野敬子 宮田 識 森本千絵〉
・インタラクティブデザインおよび映像(選考委員の中から、年鑑委員会が委嘱):
菊地敦己、左合ひとみ、佐藤 卓、佐野研二郎、新村則人、永井一史、長嶋りかこ、原 研哉、廣村正彰、福島 治/以上10名
●選考方法
・作品選考は選考委員全員による投票という形式で、カテゴリー毎に行った。委員1人の投票できる作品数は無制限だが、1作品(または1シリーズ)への投票は1人1票に限られる。選考の公平を期するため、各作品には出品者による作品説明文(18文字以内)と整理番号のみを添付し、出品会員の氏名は明示していない。
・前年度同様、全カテゴリーの入選ボーダーラインを統一することとし、投票状況をふまえ、最終的に10票をボーダーラインとした。ただし、選考委員数の少ない「インタラクティブデザイン」「映像」については、それぞれ4票をボーターとした。
・掲載作品の決定後、当日出席した選考委員27名により、JAGDA新人賞およびJAGDA賞の選出を行った。また、亀倉雄策賞のノミネートについては、本年鑑選考会における高得票作品およびJAGDA賞作品を対象とすることのみ決定し、選出は「亀倉雄策賞選考委員会」に委ねられた。
・昨年同様、見学希望の出品会員に向けて選考会を公開した。
*各賞の選考経過および授賞式・展覧会情報は「JAGDA Topics」よりご覧ください。
*カテゴリーごとのデータは下記の通り。
カテゴリー | 出品作品数 | 入選作品数 | ボーダー票数 | 入選率(%) | |
1 | ポスター | 775 | 217 | 10票 | 28.0 |
---|---|---|---|---|---|
2 | ジェネラルグラフィック | 437 | 95 | 10票 | 21.7 |
3 |
| 441 | 56 | 10票 | 12.7 |
4 | ブック・エディトリアル | 274 | 83 | 10票 | 30.3 |
5 | パッケージ | 189 | 58 | 10票 | 30.6 |
6 | 新聞広告・雑誌広告 | 73 | 28 | 10票 | 38.3 |
7 | インタラクティブデザイン | 20 | 5 | 4票 | 25.0 |
8 | 映像 | 49 | 24 | 4票 | 49.0 |
9 | 環境・空間 | 56 | 19 | 10票 | 33.9 |
10 | 複合 | 129 | 43 | 10票 | 33.3 |
総数 | 2,443 | 628 | 25.7 |