体裁:A4変形/110頁/カラー
発行年:2000年(改訂新版)
テキスト執筆者:27名
装幀:太田徹也
カバー画像:福島 治
レイアウト:
勝井三雄、掛井浩三、福島 治
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今日、ヴィジュアル・デザインは、あらゆる形をもって生活の中へ広がり、現代のライフスタイルをつくりだしている。とりわけ人々への情報伝達手段としてのヴィジュアル・デザインは、そのイメージづくりにおいて、モノや空間に対し今日的な在り方を示してきた。その役割は、印刷手段に限らず、テレビジョン、商空間や環境、都市や街を形成するサイン計画を含め、主要な役割を果たしている。それだけに、ヴィジュアル・デザインを将来の仕事として志望する者も年々増加の一途をたどり、また一般の人々の関心も高まってきている。
この第1巻は、デザインの基礎的方法の展開を主とし、今日のデザインをどのように学ぶかを位置づけている。本書の特徴は、執筆者のほとんどが、実際、グラフィック・デザインの仕事に従事しており、現場からの方法を提示している点にある。形について・色彩構成・配色法・形の展開法・素材・配置と構成・平面と立体の関係・フォトモンタージュやコラージュなどの特殊技法、さらにコンピュータ・グラフィックや環境デザインにまで及んでいる。
教育者、学生諸氏に参考になれば幸甚である。(※巻頭から抜粋)
序論 | 点からの視線 | 勝井三雄 |
---|---|---|
平面・色彩構成 | 形と色について | 神田昭夫 |
第1章 平面構成 | ||
1. 点の構成 | 神田昭夫 | |
2. 線の構成 | 粟津 潔 | |
3. 面の構成 | 新島 実 | |
第2章 色彩構成 | ||
1. 配色とグラフィック・デザイン | 太田徹也 | |
2. グラフィック・デザインと色彩 | 佐藤 卓 | |
3. 光とその表現 | 勝井三雄 | |
第3章 形の広がり | ||
1. 抽象的な考えが生み出した形 | 馬場雄二 | |
2. 具象形態の抽象化 | 小島良平 | |
第4章 テクスチュア | 澤田泰廣 | |
第5章 図形の変換 | 三井秀樹 | |
第6章 形の配置と構成 | ||
1. 調和と対比 | 勝井三雄 | |
2. 平面構成の立体的表現 | 原 研哉 | |
第7章 イリュージョン | 高津道昭 | |
第8章 平面構成の特殊技法 | ||
1. デカルコマニー・フロッタージュ | 石田光男 | |
2. グラデーション | 佐藤晃一 | |
3. フォトグラム・フォトモンタージュ | 岡本滋夫 | |
4. ペーパーレリーフ | 松井桂三 | |
5. コラージュ | 河北秀也 | |
第9章 コンピュータ・グラフィックス | ||
1. コンピュータの平面表現 | 松下 計 | |
2. コンピュータによる立体的表現 | 谷田一郎 | |
立体構成 | 立体の形について | 木村 勝 |
第1章 素材と構成 | ||
1. 線材 | 太田雅雄 | |
2. 面材 | 広橋佳子 | |
3. 塊材 | 儘田能光 | |
第2章 点・線・面の構成を立体化する | 工藤青石 | |
第3章 環境のなかのデザイン | 廣村正彰 | |
デザインの基礎知識 | グラフィック・デザインの拡がり | 青葉益輝 |
1. 素材としての紙 | 原 研哉 | |
2. ヴィジュアル・デザインと印刷 | 樋澤 明 | |
INDEX | ||
執筆者紹介 |