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グラフィックデザイナーための本1 著作権Q&A
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発行:2017年3月
編集:JAGDA創作保全委員会
監修:岡 邦俊(JAGDA顧問弁護士)
ブックデザイン:大崎善治
体裁:四六判(天地188mm×127mm)/108頁/モノクロ

価格:500円(税・送料込)

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グラフィックデザイナーのための本1「著作権Q&A」

本書は、2002年に企画・編集した「グラフィックデザイナーの著作権Q&A」に、その後の法律や制度の改正をふまえた修正を加え、新装版として「グラフィックデザイナーのための本」シリーズ第1巻としたものです。主に著作権について、グラフィックデザイナーが基本的に身につけておきたい最低限の知識をまとめています。グラフィックデザイナーの職務に関わるすべての法的な問題を網羅するものではありませんが、本書を参考に、知識を積み重ねていただくことを願います。


基本編:

  • 著作権はどのような権利ですか?
  • 著作権を得るにはどのような手続きが必要ですか?
  • 素人が作った作品にも著作権が生じますか?
  • 著作権は、譲渡や相続などによって著作者から移転することができますか?
  • 「著作者」と「著作権者」はどう違うのですか?
  • 著作権の保護期間は何年ですか?
  • 著作権を守るには、©マークを付けなければならないのですか?
  • 著作権法で保護される作品のジャンルには、どのようなものがありますか?
  • 外国人が制作した著作物は日本で保護されていますか?
  • 自分の作品が他人の作品とソックリだった場合には、必ず著作権侵害になりますか?
  • 作品が〈似ている〉、〈似ていない〉という判断基準は何ですか?
  • アイデアや企画は、著作権法で保護されますか?
  • コピーやキャッチフレーズに著作権はありますか?
  • レイアウトのデザインに著作権はありますか?
  • キャラクターも著作権法で保護されますか?
  • 個人のWebページに他人の著作物を勝手に取り込むことはできますか?
  • 広告のように、多数のクリエイターが共同して作った制作物の著作権は、誰にありますか?
  • 権利者の許諾を得なくても著作物を自由に使えるのは、どんな場合ですか?
  • 他人の著作物を「引用」する場合は、どうすればよいのですか?
  • 画廊で買ったイラストの原画を、作者に無断でポストカードにして販売することはできますか?
  • 自分で集めたポスターコレクションで展覧会を開催することはできますか?
  • ピクトグラムは自由に使うことができますか?
  • 他人が作った地図を勝手に複製して使うことはできますか?
  • パロディ作品を作る場合、どうすればよいのですか?
  • 既成書体を使ってロゴを制作することは許されますか?
  • 一般の人が写っている写真を広告やポスターなどに使うことは、肖像権侵害になりますか?
  • クライアントと契約を交わすときのポイントは何ですか?
  • 他人の著作物を利用する場合は、どうすればよいのですか?
  • 自分のデザインが無断で利用されたと思われる場合、どうすればよいのですか?
  • 著作権と意匠権との違いは何ですか?
  • 意匠や商標の登録手続きの方法や料金、保護期間はどうなっていますか?

事例編:

  • クライアントに正規納品後のデザインを転用されたり、デジタルデータを流用された場合は?
  • コンペで不採用だったアイデアやプレゼン、企画案などが盗用されないようにするには?
  • 自分のデザインしたマークが、すでに商標登録されているマークと偶然似ている場合は?
  • 制作会社から初版時のデジタルデータの引き渡しを要求されたのですが?
  • 量産品のおもちゃ製品をモチーフにキャラクターをデザインしたのですが、問題はありませんか?
  • 会社の業務として制作したデザインの著作権を、社員の私が主張することはできますか?
  • 類似したデザインの場合、著作権と意匠権のどちらが優先しますか?

資料編:

  • 相談窓口・関連団体一覧
  • 「ベルヌ条約」「万国著作権条約」加盟国一覧
  • 「不正競争防止法」の概要
  • 知的財産権関連法(抜粋)