新人賞受賞の対象作品となった「6sense」のポスターや「川村記念美術館」のサイン計画は、規模は小さいながらも「グラフィックデザインを通して感動を伝えたい」と制作に意気込んだ仕事であったので、この評価は大きな糧になります。造形の魅力に取り憑かれてグラフィックデザインの世界に入りましたが、今はその活動を通して人と社会にコミットしていけることに、より魅力を感じています。今後もデザインを通して様々なものと関わりあいをもっていければと思っています。
1974年千葉県生まれ。2003年東京芸術大学大学院修士課程修了後、株式会社日本デザインセンターへ入社。原デザイン研究所での勤務を経て、現在VIからSPツール、パッケージデザイン、展覧会グラフィック、サイン計画など、平面から立体、空間までデザインを展開。2008年SDA最優秀賞受賞。
連絡先:日本デザインセンター t. 03-3567-3523